2010-02-14

笠寺観音

実家へ帰るついでで…笠寺観音

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大きな桜の木が山門手前にあります。
小さいころ何度か来たことがありますが、桜が奇麗だったことを強烈に覚えておるのです。

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結構赤い仁王どの。でも何だかおっとり系。

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清めるついでに水をかけてあげるみたいです。

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本堂です。めっちゃ風が強くて、旗の支柱が異常な音をたてておりました…

それにしても人が少ない。観光客と思われる方々がほとんどいませんでした。
地元の方に愛される観音さんですね!
30代後半以上で、ひとりでフラっとお参りされる方を何人か見かけましたよ。

では、お寺の概要です。

宗派は、真言宗智山派。大須観音に引き続き、またしても、ですなぁ!

お寺の正式名称は、笠覆寺、ふくりゅうじ、と読みます。

730年ごろ、善光というお坊さんが流木で作成した十一面観音が本尊です。

ご本尊は秘仏。8年に一度しか拝めません。前回は2007年だったみたいですので、次回は2015年ですね!

もともとこのお寺は小松寺という名前だったみたいです。

で、屋根のないところにこの観音様は配されていたみたいで…

その昔、雨の降る中、ひとりの女性がこの観音様に笠をかけて覆ってあげたそうな。

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これを見た藤原兼平がこの女性を見初め奥さんにしてしまいましたとさ。

そしてこの場所を笠覆寺と改め、同観音を本尊にしたという言い伝えがあるんだって!

だからご本尊、十一面観音様は笠をかぶっておられますぜ!
(お前立も笠をかぶってます、でも暗くてかなり見にくい。)

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だからこのマークが多い。


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最近建てられたと思われる玉照姫と兼平公のお堂。
中にはお二人の木彫像がありました。めっちゃ新品!

では本堂へ!


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本堂の天井からたくさんの千羽鶴がぶら下がっておりました。
かなり古いものから、新しいものまで。

本堂でお参りを済ませると、右側へ進むような導線になってます。
で、これが右側。

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一見、何かの受付?お守り売ってるとこ???

って感じなんですが、実はこれ、窓の向こう側にすべて仏が奉られております。
白い紙に仏の名前が書いてあるのです!

え~、右から、興教大師、弘法大師、虚空蔵菩薩、釈迦如来、七福神、不動明王、毘沙門天…と続きます。

って!結構数多いですね!

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笠覆寺は5,6のお堂があって、どれも古く、修繕がいきわたってるとは全く言い難い…

日常的に観光客が訪れないと、なかなか…、難しいのかな?

中が掃除されてないお堂がほとんどでした。

でもその昔もお堂ってこんな感じだったんでしょうかね。

それでも本当に地元の方に愛されるお寺であり、観音様であり…
そういう意味ではあるべき本当のお寺、仏の姿なのかな、と思いました。

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笠覆寺の西側には、名前のとおり、西方寺があります。


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南側には、泉増院があります。
このあたり、昔は塔頭がいくつかあったとどこかに書いてありました。

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泉増院は、玉照姫(秘仏)が安置されているところで、本尊は大日如来。

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秘仏玉照姫、というのは、尾張徳川家代々の姫や奥女中から信仰の篤かった像だったみたいです。
だから徳川家の紋。

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で、そのとなりの建物。

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特に見るものないな~とおもって、フラっと隣の建物をみると…

慶派仏師、松本明慶氏の薬師如来立像を発見!!

お寺の方に聞くと、寺内の楠が大きくなりすぎたため切ったところ、中もちゃんと詰まっていたので仏像にしようと考え、松本氏に依頼したそうな。

平成14年完成です。結構大きくて、金切り細工??も遠くからではありましたがキレイだなと思いました。

色も淡く塗ってあって私好みですね!!

毎月8日にお参りできるみたいです。ガラス越しで遠くからならいつでも見れると思いますが。

ここも人が全然いなくてさみしかった…

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先述したように、ここは兼平公と玉照姫の伝説が残るお寺です。
しっかり縁結び、お祈りしときましたぜ!!
               













                  
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